太陽の観測

現在の観測事業

三鷹太陽地上観測では、特に長期間にわたる太陽活動の解明を目的とした太陽観測を三鷹キャンパスで行っており、得られた観測データを太陽活動データベースで公開しています。

太陽フレア望遠鏡
は太陽の偏光を測定して太陽表面の磁場を測る装置を備えており、可視光の観測に加えて赤外線での観測も始めました。
参考文献:
Sakurai et al., 2018
Hanaoka et al., 2020
黒点望遠鏡
は白色光での太陽全面撮像により黒点活動を観測する装置と、Hα線という水素の光で太陽全面を観測し、彩層の活動を観測する装置を備えています。
皆既日食観測
によるコロナの研究も行っています。
太陽活動世界資料室
は太陽活動資料の収集・出版によるデータサービスを行っています。


過去の観測装置

すでに役割を終えた観測装置もありますが、太陽活動の記録としてデータを太陽活動データベースで公開しています。
・三鷹キャンパス
Hαフレアパトロール望遠鏡
STEP広視野マグネトグラフ
登録有形文化財・塔望遠鏡

・乗鞍コロナ観測所

・岡山天体物理観測所
口径65cmクーデ型太陽望遠鏡
ベクトル・マグネトグラフ