三鷹太陽地上観測 概要

 三鷹太陽地上観測は、太陽観測衛星「ひので」や野辺山電波ヘリオグラフとも協力して、三鷹の太陽フレア望遠鏡などの観測装置を使った太陽活動・太陽大気の研究を地上観測から進めています。
 太陽は私たちに恵みを与える星ですが、いつも同じように光っているわけではありません。太陽フレア爆発やプロミネンス噴出のような急激な変動を見せたり、あるいはよく知られた11年周期やさらに長い周期でのゆっくりとした変動も起こしています。このような太陽活動の変動はいずれも太陽が持つ「磁場」に関係しており、この太陽磁場と太陽大気のプラズマの相互作用の基本物理を解明することが重要となっています。私たちは三鷹キャンパスにある望遠鏡で、新技術の観測装置を使った新たな観測(赤外偏光磁場観測)を行う一方、長期にわたって太陽活動を監視する観測(黒点観測・Hα観測)も行っています。さらに将来へ向けて、全国の大学・研究機関と連携した「次世代太陽圏環境変動観測ネットワーク」の構築と、その中で重要な役割を担う、「太陽磁場の長期高精度観測システム」の建設を計画しています。
 様々な太陽観測画像・データは、1910年代から100年以上にわたって継続的に蓄積されており、これらの画像・データはオンラインで順次公開しています。