2024年6月16日から20日、国際光工学会シンポジウムSPIE ASTRO 2024 “Astronomical Telescope + Instrumentation”がパシフィコ横浜で開催され、国立天文台がブース出展しました。国立天文台からは、太陽観測科学プロジェクト、すばる、TMT、ALMA、先端技術センターが合同で出展し、実物展示を交えた技術紹介を実施しました。当プロジェクトからは、太陽観測ロケット実験FOXSI-3に搭載されたプレコリメータ、CLASP2に搭載されたミラーマウント(ダミー)の2点を展示しました。特に金属3Dプリンターで製造された観測装置は珍しいようで、多くの研究者・技術者の目に留まり質問される機会もありました。
(右)FOXSI-3に搭載されたプレコリメータ。様々な方向からやってくるX線を一方向のみ通すため、1mmの微細な穴が明けられたハニカム構造をしている。金属3Dプリンターで製造されたもので、実際に上空16kmの成層圏まで打ちあがって回収されたもの。
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