CLASP2再飛翔計画・CLASP2.1

観測ロケット実験CLASP2.1は、CLASP2の観測装置を利用した更なる観測ロケット実験です。

CLASP2.1では、CLASP2の観測により明らかとなった電離マグネシウム線波長域の有用性を追求すべく、 CLASP2と同一の観測装置を用いながらもスリットスキャンを行うことで、彩層磁場の2次元マップを得ることを目的としています。

CLASP2.1は、2021年10月、米国ホワイトサンズミサイル実験場での打ち上げに成功しました。そして、活動領域上の16箇所で電離マグネシウム線波長域の偏光スペクトルを取得しました。現在取得した観測データの解析をすすめています。

CLASP2.1スリットジョー光学系(SJ)で観測した活動領域の様子。