過去の太陽活動 : 2010年、
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2015年12月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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12月の平均黒点相対数は42.92でした。南北半球別では、北半球が 18.04、南半球が24.88 でした。黒点相対数は2014年初頭にピークとなりましたが、2015年2月以降は両半球とも相対数が50を超えることはなくなり、太陽全球にわたり黒点相対数が減少期に入ったと言えそうです。図1(左): 2015年12月にもっともフレアが活発であった太陽活動領域 NOAA 12473、及び NOAA 12472
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2015年11月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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11月の平均黒点相対数は51.22と、先月の48.62よりは少し高い値を示しました。南北半球別では、北半球が46.89、南半球が4.33でした。今月は北半球に多くの黒点群が出現したため、全体の相対数を引き上げています。一方、南半球は中旬にいくつかの黒点群が出現したものの黒点のない状態の日も多かったので、月平均の相対数はかなり低い値になりました。 |
2015年10月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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10月の黒点相対数は46.22と、9月の58.14から減少しました。10月前半は特に低調で、
黒点相対数が11(1群1個)という日もありました。後半はNOAA12434と12436が発達 して、最大で80まで盛り返しました。 NOAA12436は東西に黒点が発達した双極群構造で、10月18日から28日の間、太陽面で見ることができました(図1)。 |
2015年09月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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9月の平均黒点相対数は58.1でした。今年1月まで今極大期の最大レベルの9割程度を維持していた黒点相対数は、その後減少に転じ、ここ数ヶ月は極大期の5割程度の数値を推移しています。南北半球別では、北半球が 25.0、南半球が33.1 でした。時期別で見ると、初旬では黒点相対数が30前後まで落ち込んだのですが、中旬に入って盛り返し、下旬には大規模で複雑な活動領域NOAA12422 が出現しました。 |
2015年08月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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8月の平均黒点相対数は48.26と、先月の47.83とほぼ変わらない数字を示しました。南北半球別では、北半球が26.26、南半球が22.00でした。北半球では、2011年後半にピークを迎えましたが、最近の相対数は20-40程度 の値で安定しています。南半球は遅れて2014年初頭にピークを迎え、活動が高い状態が続きましたが、最近になって北半球と同じ程度に低下してきました。8月後半には、南半球にNOAA12403という東西方向に発達した黒点群が出現しました(図1)。
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2015年07月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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7月の黒点相対数は47.83と、6月の56.38から減少しました。7月前半は梅雨の影響で9日まで観測ができませんでしたが、この間、黒点がたくさん出現していたようです。10日の黒点画像(図1)では7群の黒点群が出現しており、その一端を見ることができます。逆に7月20-24日は南半球の黒点数が0になり、南半球の活動が低調でしたが、25日に黒点が出現してやや盛り返しました。
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2015年06月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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6月の平均黒点相対数は56.4でした。今極大期の最大レベル100付近に対し、40% 程度低い値の周りを 5ヶ月続けて推移しています。南北半球別では、北半球が 33.1、南半球が22.3 でした。北半球より遅れて2014年初頭にピークをつけた南半球の黒点相対数は、今年に入って減少の傾向が続いています。 |
2015年05月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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5月の平均黒点相対数は70.17と、先月に引き続き、今極大期の最大レベルである100付近より40% 程度低い値を示しました。南北半球別では、北半球が33.79、南半球が36.38でした。北半球では、2011年後半にピークを迎えましたが、それ以後の相対数は20-40程度の値で安定しています。南半球は遅れて2014年初頭にピークを迎えましたが、減少し始めたようです。 |
2015年04月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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4月の黒点相対数は67.5と、3月の60.50からやや増加しました。昨年は南半球の黒点数が優勢でしたが、これは太陽極大期の2つ目のピークの特徴で、過去の活動期にもよく見られた傾向です。ところが、4月は北半球40.9・南半球26.6と北半球の黒点数が優勢となりました。特に4月12日から北東のリムから、 NOAA12321, 12323, 12324と次々に複雑な磁場構造をした黒点が出現し、北半球の黒点群が増加する一因となっています(図1)。
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2015年03月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでは北半球が2011年後半に極大を迎えたのに対して、南半球は遅れて上昇し、2014年に極大を迎えるという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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3月の平均黒点相対数は60.5と、先月に引き続き、今極大期の最大レベルである100付近より40% 程度低い値を示しました。南北半球別では、北半球が26.2、南半球が34.3でした。北半球では、2011年後半にピークをつけた後、20-40程度の値で安定しています。南半球のピークは遅れて2014年初頭にありましたが、減少に転じはじめたと言えそうです。 |
2015年02月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルも極大が北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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2月の月間平均黒点相対数は55.9となり、1月(80.3)に比べて約3割少なくなっています。1月は北半球23.2、南半球57.1と南半球が優勢でしたが、2月は北半球36.5、南半球19.4と、相対的に北半球の黒点が多かったようです。2月の南北半球および全体の黒点相対数をグラフ(図1)に示します。特に中旬においては、北半球が南半球に比べて優勢でした。1年前の2014年2月の平均黒点相対数は111.3だったことを考えると、この1年でずいぶん減少しました。
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2015年01月の太陽活動 バックナンバー
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。緑線は最近1周期における変動、青線と赤線は最近1周期における北半球(青)と南半球(赤)の変動、点線(黒)は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は極大期を迎えています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルも極大が北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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1月の黒点相対数は80.33と、12月の91.83から減少しました。特に北半球の黒点相対数が5日0個を記録するなど、北半球の活動が低調であることを示しています。それでも、大きく発達した黒点群がいくつか観測されました。例えば、1月1日から10日にNOAA12253(図1)が南半球に出現しています。23日から31日はNOAA12268が同じく南半球に出現しています(図2)。 |
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