過去の太陽活動 : 2010年、
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2013年12月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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12月の太陽活動は、南半球で活発な様子を見せました。太陽フレアはCクラスが157回、Mクラスが12回で、そのほとんどが南半球で起きています。黒点相対数は大きな黒点群が複数現れたために2013年で最大となりました。特に、太陽活動のほとんどが南半球で発生したように、南半球に集中して黒点群が発生したため、南半球の黒点相対数は現太陽活動周期で最大となりました。一方、北半球は黒点の現れない日が増えてきており、徐々に活動が低下しています。
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2013年11月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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11月の太陽活動は、黒点相対数、太陽フレアの活動ともに非常に活発でした。11月の平均黒点相対数は97.26と10月の102.17を少し下回りました。しかし、11月17日の黒点相対数174は、今年最大だけでなく、今太陽活動サイクル(2008年12月以降)もっとも多い日となりました。
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2013年10月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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10月の太陽活動は、黒点相対数、フレアの活動共に非常に活発でした。黒点相対数は、今回の極大期の最大レベルを記録しました。南北半球別で見ると、南半球側での黒点相対数の増加が著しく、一方、北半球側の黒点相対数は南半球の約半分という低調な値でした。南半球側の磁気活動優位の状況は、ここ5ヶ月間安定しています。同様に本極大期最大レベルの黒点相対数を記録した2011年11月期と比較すると、黒点相対数の分布が南北半球で逆転しています。
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2013年09月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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9月の太陽活動は、活動極大期にあるにも関わらず非常に低調でした。太陽フレアはCクラスが26回発生したのみで大規模なフレアは無く、黒点相対数も半年前の水準にまで落ち込み1ヶ月を通して大きな黒点群は見られませんでした(9月の太陽)。
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2013年08月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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8月の太陽活動は、6・7月と低調だった頃に比べると少し持ち直しました。8月の黒点相対数は75.40でした(7月は63.90)。特に、NOAA11817とNOAA11818という黒点が大きく発達しました(図1)。黒点相対数がもっとも大きかったのは8月20日で、9群36個の黒点相対数126でした。この前後4日間は相対数120前後が続きました。
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2013年07月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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7月の太陽活動は、6月に引き続き太陽活動極大期としては低調でした。特に北半球の黒点相対数が先月に引き続き非常に低い値を保持しているのが目立ちます。一方、南半球に目を向けると、直近一年間の値との比較で、かなり高めの黒点相対数を保持していました。個々の黒点群の特徴を見ても、少なくとも一例、規模が大きくかつ形状も比較的複雑な黒点群が発生しています。フレアの活動を見ると、発生頻度ではCクラス以上のフレアが109回程度/月とまずまずの数値を示しました。一方、解放エネルギーの大きなフレアはMクラスが1例のみでした。このMクラスのフレアは日本時間の夜に発生したため、太陽観測所のデータはありません。
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2013年06月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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6月の太陽活動は、活動的だった5月とは異なり、全体的に低調でした。黒点相対数は3ヶ月前の水準にまで落ち込み、特に北半球は5月の半分以下にまで下がりました。また、黒点数が下がっただけでなく、黒点そのものの活動度も低く、フレアなどの現象は多くありませんでした。6月のフレアはCクラスが60回、Mクラスが4回、Xクラスが0回と、5月に比べて半分以下になっています。
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2013年05月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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5月は4月に引き続き太陽活動が活発な月となりました。5月の平均黒点相対数は98.9と、4月の91.4より増えました。これは2011年11月以来(108.4)の多さです。一番多かった日は5月16日で、なんと11群48個で黒点相対数158。この前後は150前後の黒点相対数が4日間続きました。
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2013年04月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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4月の太陽活動は活発で、ここ2ヶ月ほど太陽活動極大期としては非常に低調であった黒点相対数が、今回の極大期の最大レベルにまで増加しました。直近の太陽活動極小期からの急な立ち上がりを見せ、フレアの活動も非常に活発であった、2011年後期と同じレベルです。4月のフレアの活動を見ると、発生頻度ではCクラス以上のフレアが170回以上と、相応の大きな値を示しました。一方、解放エネルギーの大きなフレアに限って見ると、Mクラスのフレアが4回となり、過去2年間の月毎での黒点相対数やフレア発生数と比較すると、かなり低い値となりました。
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2013年03月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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3月の太陽活動は依然として低調でした。形状が複雑な活動領域が少なかったために、フレアの発生回数も多くなく、Cクラスが49回、Mクラスが3回程度となりました。黒点相対数は先月より若干増加したものの、 極大期に近い時期としては未だ低い水準を保っています。
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2013年02月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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2月の太陽活動は極大に近い時期としては低調で、先月持ち直した黒点相対数も再び減少に転じ、2012年5月から11月の平均の6割程度となりました。個々の黒点の大きさも小さなものが多く、黒点群の複雑さも、正負ペアの磁極が南北半球毎の黒点磁極分布の大勢に従って東西方向に並ぶ素直なもの(β型)、ないし、単極の黒点で安定したもの(α型)、のみが見られました。結果、フレアの活動も低調で、Mクラスのフレアが1回、Cクラスが30回起きたに留まりました。
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2013年01月の太陽活動
![]() 黒点相対数の変動(13カ月移動平均)。赤線は最近1周期における変動、緑線と青線は最近1周期における北半球(緑)と南半球(青)の変動、黒線は過去の周期における変動を極小を揃えてプロットしたもの。前太陽活動サイクルから今サイクルにかけて極小が深くまた遅れましたが、現在は太陽活動は順調に上昇しています。ここ半世紀にわたって北半球の活動が南半球より1年から3年先行する傾向が続いており、前サイクルでは北半球は2000年初めに極大となった一方、南半球では2002年初頭が極大で、またその後の極小も北半球が2008年初め、南半球が2009年前半でした。今サイクルでも特に異常はなく、現在既に極大に近い北半球に対して南半球は遅れて上昇しているという、全く従来と変わらない傾向が見られます。
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1月の太陽活動は、大きな活動領域やプロミネンスが複数現れたために、活発な様子を見せました。太陽フレアはCクラスが103回、Mクラスが5回発生しています。黒点相対数も2ヶ月前の水準にまで戻りました。
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