国立天文台・乗鞍コロナ観測所 共同利用観測報告書 利用者氏名 :平山淳  所属:明星大(1) :宮沢綾子 :東海大(2) :萩野正興 :明星大(3) 観測テーマ: 利用期間:2002年7月19日 〜7月26日 (観測実施日数 3日) 旅費の出所:国立天文台共同利用旅費(2,3) 利用者自身の負担(1) 使用機器:   ■25cmコロナグラフ  ■ G1焦点  □ G2焦点         □ 直接像         ■ CCD         □ ポラリメータ         □ 計算機 観測の目的、方法、今後の解析方針を簡単に記して下さい。 6374Åのスペクトル線のプロファイルを撮り、ガウス関数からのズレ (特にウィング部の)を測定する。  (1)プロミネンスのある場所で高さを変えて  (2)プロミネンスのない場所で高さを変えて  (3)波長を変えて 分光観測を行う。 今回の観測では、スペクトル線のプロファイルが波長中心に対して対称的に出ず、 その原因を追求するのに時間をかけてしまった。さらに大気の状態も安定してい なかった。  今回はセッティングのミスなどにより、満足いくスペクトル線のプロファイルが 得られなかった。現時点で修正できると考えられるものとして、  (1)シングレット->ダブレット  (2)赤外カットを増やす などがある。次回の観測では、今回の失敗をふまえて観測したい。 今後も同一テーマで当観測所を利用する予定がありますか?   ある 観測所に対する意見、希望など: 今回、オカルティングディスクがダミーのモノに付け替えられていた。 観測装置に関する連絡は徹底して欲しい。