コロナ観測所 共同利用観測報告書 利用者氏名 :平山 淳       所属 : 明星大情報 :西村美恵 : 明星大理工 :萩野正興 : 明星大情報 観測テーマ:彩層のポラリゼーション 利用期間:2001年7月30日 〜 8月4日 (観測実施日数 2日) 旅費の出所: 平山 淳   :利用者自身の負担         西村美恵   :利用者自身の負担         萩野正興   :国立天文台共同利用旅費 使用機器: ■ 25cmコロナグラフ ■ G1焦点 ■ G2焦点 □ 直接像 ■ CCD ■ ポラリメータ ■ 計算機 ■ その他(持ち込み機器など) 観測の目的、方法、今後の解析方針を簡単に記して下さい。  2001年6月21日アフリカで観測された日食のデータ(フラッシュスペクトル)と比較 するため、25cmコロナグラフとNHK(乗鞍偏光解析装置)を用いて、彩層の直線偏光を 観測した。  同時に、Hβ線(4861Å)とD3線(5876Å)の二種類の輝線をG1とG2の二箇所に 設置したCCDカメラで撮像した。得られたデータはプロミネンスの存在するところと 存在しない赤道に近い場所をターゲットにした。また、高さを光球、低いコロナ、彩層 の三つに分け、それぞれのターゲットに対してデータを取得した。しかし、天候が あまり良くなかったため満足できるデータを得ることはできなかった。  乗鞍コロナ観測所で得られたデータを丁寧に解析し、日食データで得られた偏光度、 偏光角と比較する必要がある。既に日食で得られたデータはすべて解析が終了していて、 現在乗鞍コロナ観測所で得られたデータの解析の準備を進めている。 今後も同一テーマで当観測所を利用する予定がありますか?  未定 観測所に対する意見、希望など: 特になし