国立天文台・乗鞍コロナ観測所 共同利用観測報告書 利用者氏名:米嶌 和香子 所属:明星大学(全員) :山崎 高幸 : :鈴木 大輔 : :高梨 宇宙 :小山 知人 :平山 淳 観測テーマ:彩層の磁場に関するデータ取得(ポラリメータ) 利用期間:2000年 8月 8日 ~ 8月19日 (観測実施日数 12 日) 2000年10月 7日 ~10月11日 (観測実施日数 3日) 旅費の出所:■ 国立天文台共同利用旅費(米嶌、山崎) □ 国立天文台関係の科学研究費 □ 利用者自身の負担 □観測所職員旅費(国立天文台職員の場合) ■大学からの研究費(平山、鈴木、高梨、小山) 使用機器 :■ 25cmコロナグラフ ■ G1焦点 ■ G2焦点 □ 直接像 ■ CCD ■ ポラリメータ ■ 計算機 ■ その他(持ち込み機器など) 観測の目的、方法、今後の解析方針を簡単に記して下さい。 彩層とプロミネンスの各高さでの偏光をHβ(4861Å)とHeD3(5876Å)の 2波長により同時観測し磁場の情報を得ること。 ・Hβ-----G1焦点に3次光をあわせ観測所にあるCCDによりNHKを用いて、 QUVのセットを自動で連続的に撮像した。 ・D3-----G2焦点に4次光をあわせ持参のCCDを用いて、NHKで手動でQ,U,Vに あわせそれぞれの状態のときに別のコンピュータで撮像を行った。 なおCCDカメラは、XYステージなどをお借りして固定した。 この撮像を、彩層とプロミネンスについて高さをずらしながら数個所観測を行った。 2波長の偏光状態からHanle効果を用いて磁場を求め、99年日食のフラッシュ スペクトルのデータと比較することが最終的な目的である。 今後も同一テーマで当観測所を利用する予定がありますか? ない 観測所に対する意見、希望など: 特になし