2006年11月9日の水星の太陽面通過

国立天文台 太陽観測科学プロジェクト

水星は日の出時にはすでに太陽の中央すぎまで移動していましたが、三鷹と乗鞍の両方とも快晴となり、太陽面からコロナへ出ていく水星を朝7時半より10時にかけて連続的に撮像することができました。 上の図は 三鷹Hα全面望遠鏡(Hα:オレンジ色)と乗鞍10cmコロナグラフ NOGIS(鉄XIV輝線:緑色) の合成写真です。 太陽観測所 (当時) の2006年度クリスマスカードに使用しました。画像の右が西、上が北です。

三鷹キャンパス観測結果

乗鞍コロナ観測所観測結果

Solar Science Observatory, NAOJ (2006.12.27更新, 2018.05.02改訂)