(以下文責:長島)
この研究会のメインテーマは「局所的日震学」です。 講演の内容は多岐にわたり、観測データの解析手法に関する議論、、 シミュレーションの結果の議論、さらには今後打ち上げが予定されている 観測衛星の新しい装置に関するものまでありました。 サイエンスターゲットとしても、黒点のようなローカルな構造から、 太陽内部の子午面流や対流層底構造に関する話まで、 広い範囲にわたるものでした。 |
会場の建物。 |
日本からの参加者は、関井さんと私(長島)の2人です。 関井さんの講演はひので衛星搭載のSOTでの日震学的研究の現状の紹介、 私自身の講演はひので衛星搭載の可視光・磁場望遠鏡による 黒点振動の観測に関するものでした。 討論も活発に行われ、解析方法に関する提案なども得られたのは大きな収穫でした。 参加者に占める女性の割合は半数には達さないものの それにかなり近い印象を受けました。 本年7月に参加したMelbourneの研究会でも同様の印象でした。 |
会場。 |
Main Quad付近にて。 |
日本との時差は16時間。 時差ぼけにも苦労しましたが、 日差しは強いもののからっとした春のような天候で、 酷暑の日本の夏とは比べ物にならないすごしやすさでした。 キャンパスにはヤシの木が並び、また赤い屋根と抜けるような青空の 美しい光景が広がっていました。 構内の書店は非常に本の充実度はもちろんのこと、 Stanford大学グッズがところ狭しと並んでいて圧倒されました。 多くの観光客が訪れていたのも日本の大学との違いを感じました。 |
マンホールもStanford仕様。 |
Main Quad 前での記念撮影。 |