各種画像の露出時間の目安と撮影手順の例 


各種画像の露出時間

ISO200、レンズがF8〜9のときのおおよその露出時間
・皆既食中 1/2〜1/500秒、もっと範囲を広げてもよい
・部分食 1/60〜1/500秒、これは100万分の1の減光フィルターを用いたときの値
・フラット 1/250〜1/2000秒、フィルター無しで青空を写す場合はおおよそこの程度
・ダーク 以上すべての種類の露出時間を使用


食の進行と各種画像撮影手順の例

・第1接触前、準備ができたら
 - ダーク取得 露出時間シーケンス(上記の露出時間範囲で、1段ごとにすべての露出時間で撮影する)を1回実行
 - フラット取得 青空の異なる3カ所へ向けてそれぞれ2回ずつ露出時間シーケンスを繰り返す

・第1接触少し前
 - 光球画像取得 減光フィルターを用いた部分食と同じ露出時間シーケンス1回実行

・第1接触と第2接触の間、およそ10分ごとに7回
 - 部分食画像取得 露出時間シーケンス各1回実行

・皆既前
 - ダーク取得 露出時間シーケンス1回実行

・皆既中
 - 皆既食用の露出時間シーケンスを可能な限り多く繰り返す

・皆既後
 - ダーク取得 露出時間シーケンス1回実行

・第3接触と第4接触の間、およそ10分ごとに7回
 - 部分食画像取得 露出時間シーケンス各1回実行

・復円後
 - 光球画像取得 露出時間シーケンス各1回実行
 - ダーク取得 露出時間シーケンス1回実行
 - フラット取得 青空の異なる3カ所へ向けてそれぞれ2回ずつ露出時間シーケンスを繰り返す